不動産投資
不動産投資は居住用不動産以外の不動産を購入し、そこから賃料を基本とする収入を得たり、不動産を売却してキャピタルゲインを得たりすることが目的です。不動産投資は多額の資金が必要だとお思いかもしれませんが、不動産ローンを組むことで少ない元手で投資することも可能です。まずは不動産投資のメリット・デメリットを確認しましょう。
不動産投資のメリット
「不動産投資」というと意味するところが異なりますが、居住用以外に不動産を購入する目的で最適なことは相続税の節税対策です。もちろん税制に沿った対策でなければなりませんが、現金よりも不動産の方が価値が下がりますので、相続税対策として一般的に行われています。ただここでは投資としての不動産ですので、相続税対策以外のメリットについて解説していきます。
- 地価の変動がゆるやか
- 国の政策の影響を受けやすい
不動産投資のメリットは、建物の価格は急激に落ちますが、土地の価格はバブルで上昇していない限り、緩やかな変動をします。株式のように購入したとたん、半値まで下がることは考えにくいです。長期的に保有することを前提に投資をすることで、比較的安定した収入を得ることができます。
デメリットになることもありますが、一般的には国の政策による優遇を受けやすくなっています。あまり熱を帯びすぎると引き締めが行われますが、不動産に関する税制について勉強してみてください。
不動産投資のデメリット
- 流動性が低い
- 投資結果がすぐにわからない
- 地震や台風など自然災害による倒壊リスク
不動産投資のデメリットの一つは、換金したいときにしにくことが挙げられます。これを流動性が低いといいます。資金が必要になると不動産価格を下げる必要があり、当初の収益を得られない可能性があります。
不動産投資による収入は賃料です。この賃料から経費や税金、修繕費を支払うことになります。経費や税金は定期的に発生しますので計画は立てやすいですが、数年間隔となる修繕費によって収益を圧迫してしまう可能性があります。この修繕費をいつどのように見積もるか、数十年間保有することを前提とした場合、難しいのではないでしょうか。
地震や台風などの自然災害により、建物が倒壊するリスクがあります。火災による建物への損害もリスクといえます。火災保険は建物に対して100%の補償を得られるようあ契約が可能ですが、地震による損害は最大でも50%です。
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