住宅ローンの団体信用生命保険のきほん

団体信用生命保険

団体信用生命保険(団信)は、契約者が死亡又は高度障害状態になったときに、以降の住宅ローンが免除される保険で、ほとんどの金融機関では金融機関が保険料を負担しています。そのため、団信に対して決めなければならないことは、「団信に特約をつけて保障を充実させるか」と「団信に加入できなかった場合どうするか」の2点に絞られます。

団信に付加できる特約

一般的な団信(死亡保障と高度障害保障)の保険料が無料となるなか、保障を充実させるための特約を付加することができます。細かい違いを除けば、三大疾病、7大(8大疾病)、全疾病、がん保障などがあり、奥さま保障や自然災害保障、介護保障なども見られます。

金利に上乗せされる団信を検討する際には、保障を充実させる必要があるかを検討しなければなりません。団信の保障の特徴として次のようなものが挙げられます。

・保障金額は住宅ローンの残高
・保障期間は住宅ローンの返済期間
・1年間の返済額保障など保険金額と期間が限定的の保障もある

団信はあくまでも住宅ローンに関係する保険です。しかし住宅ローンに関係なく、病気やケガで保障が必要となる可能性はあります。

※団信の保険料を無料としている場合、金融機関が負担しています。住宅ローンの金利や諸費用などに含まれていると考えることもできますが、住宅ローンの比較には影響しておりませんので、分かりやすく「無料」としています。

団体信用生命保険を含めた比較

団信の保険料は金融機関が負担することを前提に、このサイトでは一般の団信の保険料は考えず、利息を含めた金額を総返済額としています。一方、金利を上乗せして保障を充実させたい場合、同条件で比較しなければなりませんので、金利が発生する特約部分は総支払額に含めると比較しやすいと思います。

▼総返済額と総支払額

[blogcard url=”http://www.fp-choice.net/homeloans/total_expense/”]

たとえば、全疾病保障が金利の上乗せなしで利用できる住宅ローン(A)と3大疾病でも金利の上乗せがある住宅ローン(B)を比較する場合、(A)は総支払額が増えませんが、(B)は総支払額が増えますので、金利や諸費用など他の条件が同じであれば、(A)は保障が優れている上に総支払額も少なくて済むことになります。

また金利や諸費用など他の条件が異なるため、(B)の方が総支払額が少なくなる場合は(A)の全疾病保障が必要かどうか、この場合(B)より(A)の方が総支払額が多くなりますので、多く負担しても価値のある保障かどうか検討することになります。

比較するときの注意点

団信の保障内容は、優れた商品が販売されたとしても、他行も真似しますので、しばらくすればどこも似たような保障になりますが、現状、金融機関によって保障内容が異なります。団信は比較材料に含めてもいいですが、火災保険の割引などの特典も含めてしまうと、ややこしくなってしまい、正しく比較できないでしょう。

最初のうちは、最低限必要な項目だけを比較し、単純化することも大切です。もちろん慣れてくれば比較材料にしても構いません。なお専門家はすでに知識がある上で情報発信していますので、知識が身に付いてくれば納得できる部分も増えてくるでしょう。

▼団体信用生命保険の保障内容と金融機関の特約一覧

[insert page=’update-danshin_hosyo’ display=’content’]

コメントする